大阪文学振興会について

大阪文学振興会は、昭和58年に、「織田作之助賞」の主催・運営を目的に発足し、読書啓発と地域文化に寄与するための団体として創設しました。文学の活性化と文化環境の維持向上に努め、活動しています。

文学を取り巻く環境は年々厳しくなっておりますが、「心に響く文章」は人の感性を豊かにし、「文学」は心を耕してくれます。一人でも多くの方々が文学に興味を持ち、当会の文学振興活動にご賛同いただければ、関西の文化環境はより良いものとなります。当会では、織田作之助賞の他にも以下の活動を行っております。趣旨をご理解いただきご支援いただければ幸いです。

織田作之助
織田作之助

織田作之助賞とは

作家・織田作之助の生誕70年を記念し、昭和58年に大阪府の要請で創設された文学賞です。2010年度の第27回目より改訂し、新進気鋭の作家の小説作品(単行本)を対象にした「織田作之助賞」と、織田作之助がデビューした年齢と同じ24歳までの若者を対象に公募する「織田作之助青春賞」を設けています。両賞ともに大阪市、関西大学、毎日新聞社が共催しています。

織田作之助

関西文学散歩(カルチャーウォーキング)とは

《人との出会い、風物との出会い、文学との出会い》の精神を尊び、余暇の善用と読書啓発、地域の文化振興を目的に、昭和48年から活動しています。関西は歴史と文化の宝庫であり、『万葉集』や『源氏物語』以来、数多くの良質の文学作品を生んできました。この文学的・歴史的風土を巡歴し、時代と文化に育まれた文学の魅力を気軽に遊歩体験していただくための<歩く読書サロン>です。

「文学回廊」創刊号、「書斎の旅」創刊号

書斎の旅~文学回廊とは

「書斎の旅」「文学回廊」は、大阪文学振興会が2001年~2021年にかけて発行していた文学情報誌です。