第582回 「赤い靴、履いてみたかったの」/有吉佐和子と南方熊楠

2023年7月9日(日)開催
こちらは終了致しました。

「下品でもいい。赤い靴履きたかったの」と言い放った有吉佐和子さん。その記念館が紀ノ川沿いの和歌山市内に、2022年4月に開館して一年を迎えています。

 有吉さんは、吾妻徳穂の秘書をつとめ、「地唄」で芥川賞候補となって以来、「紀ノ川」「日高川」「有田川」などの<川もの>、そして、晩年は「恍惚の人」「複合汚染」など、社会問題化した題材を扱って広く世に問うた作家です。その萌芽が「下品でもいい。赤い靴履きたかったの」という言葉にあったのかもしれません。

 開館1周年を迎えた有吉佐和子記念館と、作家ゆかりの地を、館長の恩田雅和先生に、ご案内していただきます。

*講師が同行します。雨天も実施します。

*緊急事態宣言などが発令された場合は中止

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