2020年7月12日(日)開催
こちらは終了致しました。
「鳥獣戯画」とともに日本の漫画・アニメのルーツとされる『信貴山縁起絵巻』の中に収められた「飛倉の巻(山崎長者の巻)」の話は、その成立から1世紀ほど後に編まれた『宇治拾遺物語』8-3に「信濃国の聖の事」という話で紹介されています。米蔵が、京都山崎から信貴山まで飛んでいくという話で、信貴山朝護孫子寺の中興の祖である命蓮(みょうれん)にかかわる物語です。この命蓮は伝説上の人物とも言われますが、鉢は、僧が携えるべき什器の一つで、供養を受けるための容器です。
これを6~7世紀頃にインドから渡ってきて日本に齎らしたのが、播磨一帯の山岳を開山・開創した法道上人、またの名を鉄の空鉢(くはつ)を持っていたので空鉢仙人(くはつ仙人・からはち仙人)とも言われてており、兵庫県には山岳信仰と飛鉢(ひはつ・とびはち)伝説の関係を考証する寺院が多くあります。
今回は法道仙人開創を伝える法園寺などを訪ね、「信貴山縁起絵巻」「宇治拾遺物語」を中心に、役行者小角や大和国にも影響を与えたかもしれない仙人の謎を追ってみたいと思います。
*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。
カルチャーウォーキング
集合日時 | 2020年7月12日(日) 午前10時 |
集合場所 | JR宝塚線「猪名寺」駅・改札口前 |
参加費 | 会員=800円 /会員同伴の中学生以下は500円(証明書提示) [資料代・志納・保険料等を含む] 一般(会員外)=1,100円/同伴の中学生以下は800円(証明書提示) [資料代・志納・保険料等を含む] |
その他 | 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止 お弁当、お茶を携行してください。 参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。 |