2021年3月14日(日)開催
こちらは終了致しました。
2月14日(日)開催分を延期して行います。
「そうなのだ、博雅よ。この世のものの在り様は、全て呪によって決められているのだよ…」(『陰陽師』<鳳凰の巻・泰山府君祭より>)、と名前は本人を縛るから「呪」なのだと、晴明は友人である源博雅に説明します。そして「この地上から、全ての人が消え去るならば、神々や鬼もまた、この地上から消え去るのだよ」(『同』<鳳凰の巻・青鬼の背に乗りたる男の話>より) 平安京は昔、四神相応と呼ばれる理念によって造成された、魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈する妖(あやかし)の都でした。
その都で妖退治をするのが宮中の役所「陰陽寮」に勤める役人でもある安倍晴明で、晴明については説明するまでもないでしょう。泰山夫君は陰陽道の祖神で、寿命を司る神ともされ、その祭りは死者を復活させる秘術とも言われ、いまも祭礼が行われています。泰山夫君は、慈覚大師円仁の遺命で第4世天台座主・安慧(あんね)が比叡山南西山麓に赤山禅院を創建、そこに泰山大明神として祀られています。平安京からみれば<表鬼門>にあたり、拝殿の屋根の上には鬼門除けの「猿」が置かれています。
今回は、夢枕獏さんの膨大な陰陽師シリーズ全17巻の中から「鳳凰の巻」を選び、若狭街道沿いの崇道神社から南へ、皇城・表鬼門の赤山禅院を中心に修学院道を巡ってみます
*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。
*集合場所・集合時間など、詳しくは事務局(電話:06-6775-1567 Fax:06-6775-1568)へお問合せください。
*緊急事態宣言などが発令された場合は中止
●コロナ感染防止対策として●
・必ずマスクを着用してください。(マスクが着用できない方はあらかじめご相談ください)
・受付時に体温測定と手指の消毒をしていただきます。
カルチャーウォーキング
参加費 | 会員=1,500円 /会員同伴の中学生以下は1,200円(証明書提示) [志納・資料代・保険料等を含む] 一般(会員外)=1,800円/同伴の中学生以下は1,500円(証明書提示) [志納・資料代・保険料等を含む] |
その他 | 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止 お弁当、お茶を携行してください。 参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。 |