2022年7月10日(日)開催
こちらは終了致しました。
「車は西に向かっている。この稿で繰り返し述べておきたいのは、この道すじのことである。……この道路こそ、日本最古の官道といってよく、……道はクンナカを横切って葛城山脈にむかう。……これが古代ミワ王朝や崇神王朝、さらにくだって奈良朝の文化をうるおした古代のシルクロードともいうべき道だからである。」(『街道をゆく(1)竹内街道より』
そんなミワ王朝、崇神王朝が割拠した頃よりずっと以前、今から遡ること数百万年前、二上山は雄岳・雌岳ともに大噴火をし、それが落ち着いたころ、葛城の人々は山麓で生活し始めました。右の写真は約30万年前ごろ、旧石器時代の象狩りの様子をジオラマで見せているイメージですが、二上山博物館では、これらの他に、サヌカイト・凝灰岩・金剛砂の二上山の三つの石についての詳しい展示を行っています。
博物館見学で二上山について学習した後、大阪の地名由来にもなっているという<大坂越え>の道筋について、皆で推理してみたいと思います。その推定される<坂>の一つ「穴虫峠」には「大坂をわが越え来れば二上に黄葉流る時雨ふりつつ」(『万葉集』巻10-2185)の歌碑が静かに立っています。
*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。
*集合場所・集合時間など、詳しくは事務局(電話:06-6775-1567 Fax:06-6775-1568)へお問合せください。
*緊急事態宣言などが発令された場合は中止
●コロナ感染防止対策として●
・必ずマスクを着用してください。(マスクが着用できない方はあらかじめご相談ください)
・受付時に体温測定と手指の消毒をしていただきます。
カルチャーウォーキング
参加費 | 会員=1,000円 /会員同伴の中学生以下は700円(証明書提示) [入館料・資料代・保険料等を含む] 一般(会員外)=1,300円/同伴の中学生以下は1,000円(証明書提示) [入館料・資料代・保険料等を含む] |
その他 | 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止 お弁当、お茶を携行してください。 参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。 |