2022年11月13日(日)開催
こちらは終了致しました。
――「七月九日の大地震に(吉田山の庵は)、築地もくずれ、荒たる御所もかたぶきやぶれて、いとゞすませたまふべき御たよりもなし」という有様で、天台宗の寺院・寂光院にては「山里は物のさびしき事こそあるなれども、世のうきよりはすみよかんなるものを」と、文治元年長月の末に、彼(かの)寂光院へはいらせたまふ」(『平家物語―大原入』)
徳子は、こうして阿波内侍の導きで大原寂光院の傍に庵を構え、余生を過ごします。そして、従者たちと見舞いに来た後白河法皇と、ここで再会されました。
――「かゝりし程に、文治二年の春の此、法皇、建礼門院大原の閑居の御すまひ御覧ぜまほしうおぼしめされけれ共、きさらぎやよひの程は、風はげしく……春過夏きたッて、北まつりも過しかば、法皇、夜をこめて、大原の奥へぞ御幸なる。……」(『平家物語―大原御幸』)
江文(えぶみ)峠の道は、府道40号線沿いの旧道で、東海自然歩道にもなっている未舗装の道ですが、道の脇を清流が流れ、とても風情があります。建礼門院徳子や後白河法皇が寂光院へ歩いた道を辿ってみましょう。
*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。
*集合場所・集合時間など、詳しくは事務局(電話:06-6775-1567 Fax:06-6775-1568)へお問合せください。
*緊急事態宣言などが発令された場合は中止
●コロナ感染防止対策として●
・必ずマスクを着用してください。(マスクが着用できない方はあらかじめご相談ください)
・受付時に体温測定と手指の消毒をしていただきます。
カルチャーウォーキング
参加費 | 会員=1,300円 /会員同伴の中学生以下は1,000円(証明書提示) [寂光院拝観料・資料代・保険料等を含む] 一般(会員外)=1,600円/同伴の中学生以下は1,300円(証明書提示) [寂光院拝観料・資料代・保険料等を含む] ※別途電車賃(片道380円)、バス代(片道230円)をご用意ください。 |
その他 | 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止 お弁当、お茶を携行してください。 参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。 |