第574回 建礼門院徳子と後白河法皇が歩いた江文峠(えぶみとうげ)を辿る

2022年11月13日(日)開催
こちらは終了致しました。

「平家物語」灌頂の巻に登場する建礼門院徳子は、京都吉田山の庵を後にし、人淋しい大原の寂光院への道をたどり、そこで念仏三昧の余生を過ごしたといいます。そして、後白河法皇も、そんな徳子を見舞おうと、同じ道を辿りました。

 その道が、鞍馬の手前、静市静原から大原野へ進む「江文峠の道」で、吉田経房の承安4年(1174)の日記「古記」にも記された古い道が通じています。未舗装の峠道は一部ですが、その道沿いには渓流が流れ、徳子やお供の女房、そして後白河法皇も、この道沿いの渓流で疲れを癒したのだろうことが偲ばれます。

 なお、この峠道は、東海自然歩道の一部で、途中までバスを利用しますので、楽なコースです。

*講師が同行します。雨天も実施します。

*緊急事態宣言などが発令された場合は中止

*コロナ感染防止対策として*
・必ずマスクを着用してください。(マスクが着用できない方はあらかじめご相談ください)
・受付時に体温測定と手指の消毒をしていただきます。